いのちに向かい合う方々必読。在宅ホスピス医の内藤いづみ医師がまとめたいのちの言葉集。在宅ホスピスケアとは、がん治癒の可能性が少なくなった患者さんが、心身の苦痛の緩和を受けて自宅で、最期の時まで自分らしく過ごすためのケアのこと。
20年近く在宅ホスピスケアを続ける中で出会い、大切にしまっておいた言葉の数々をカルタのように「あ」から50音順に並べ、美しくたくましい生命力を感じる北の大地の風景写真に重ねました。
患者さんとご家族、医療や看護、介護のお仕事をされている方、いのちに向かい合う方々にぜひ手にとっていただきたい電子書籍作品です。
内藤いづみ
1956年山梨生まれ、福島県立医科大卒、ふじ内科クリニック院長、NPO日本ホスピス・在宅ケア研究会理事。
’86年にホスピスケアの本場イギリスに渡り、ホスピスで非常勤医として学びながら、ホスピスケア(緩和ケア)の知識とスキルを身に付けた。
’91年に帰国し小さな診察所を地元山梨県甲府市で開く。治療で回復見込みのないがん患者さんが人生最後の時を自宅で家族と一緒に過ごす「在宅ホスピスケア」のあり方を伝え続けている。
在宅ホスピスケアの活動の様子はNHK教育テレビなどで何度も放映された。週刊誌AERA「現代の肖像」では「初めの頃はがんの痛みの緩和に使う鎮痛剤モルヒネへの偏見を持つ人々からドクター・デスと陰口をたたかれながら、進行がん患者の宝石の時に寄り添い、自宅でおだやかに過ごし、家族に囲まれて最期を迎えるための支援活動」と紹介された。
2011年1月には日本医師会のフォーラム「在宅医療と緩和ケア がん医療のこれから」のパネリストを務め、同名の番組がTVシンポジウムとしてNHK教育テレビで2月に放映された。
著書も多く、『笑顔で「さよなら」を 在宅ホスピス医の日記から』(KKベストセラーズ)や、鎌田實氏との対談も収録されている『あなたを家で看取りたい』(ビジネス社)、永六輔氏との共著『いい医者 いい患者 いい老後 「いのち」を見つめる二人旅』(佼成出版)、など全12作品が出版されている。
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